部内初見プレゼン会のお話
この記事は高専IT系部活 #kosenit Advent Calendar 2018 13日目の記事です。
初見プレゼン会とは
こちらのツイートが発端の話になります。
私達の部は主に人前に立つことがなれていない人たちが多く、部内の身内となる人たち出会っても緊張をしてしまう現状です。そこで初見プレゼン会として説明に厳密な正しさを求めずプレゼンを通してのコミュニケーションをとっていただくことになりました。
全体の流れ
初見プレゼン会と概要だけ決まったところで詳細に企画を詰める上でどのような流れにするか考えました。当初はPowerPointを企画者側が全て作成しどのような題材であるか、を伝えずに行う厳密な初見を優先していました。しかし1,2年生が新しく学ぶことを主な題材にすることでコミュニケーション能力+知識の習得を図るよい機会になることに気づきました。そこで企画を詰めた最終的に決まった内容は次のものです。
- 題材は1,2年生が授業で扱わないIT系部活っぽいもの
- 題材は事前に公開し、実際のプレゼン資料は初見にする
- プレゼン資料は表紙スライド1枚、実際に発表するスライド1枚(画像のみ)
- 題材はすべて発表者が知らないものであるため、発表前に概要を教える
- 見ていて頑張っている人には景品(お菓子)
- たのしくをモットーに
以上の内容に従って初見プレゼン会を動かしていくことにしました。
用いた題材
- 幅優先探索 易
- 深さ優先探索 易
- ランダムフォレスト 難
- クラスタリング 易
- マンハッタン距離 易
- チェビシェフ距離 易
- ミンコフスキー距離 難
- レーベンシュタイン距離 易
- ジャロ・ウィンクラー距離 難
- ハミング距離 易~難
- 最小二乗法 難
- 最大公約数(GCD) 易~難
- フィボナッチ数列 易
- マルコフ過程・マルコフ連鎖 難
- モンテカルロ法 易
- サンプリング 易
- 形態素解析 易
- 仮想化 易
- 機械学習 易~難
- フロントエンド・バックエンド 易
やってみた
12月5日(水)にこの企画を部内で開催しました。結論から言うと成功であったと思います。
まず参加メンバーに
- 1年生 10人程度
- 2年生 8人程度
- 3年生 1人程度
- 4年生 2人程度
- 5年生 2人程度
と低学年の部員たちが集まってくれたことが成功の一つの要因です。開催していた時間は約1時間強で2周することができ、それほどヘビーなイベントにならずに気軽にできそうな感想を持ちました。1,2年生は今回の題材に関してほぼ一切の知識が無いようでしたので知識を増やすことにも一役買うことができ当初の目的の一つを達成することができました。
プレゼンをする中でも1周目と2周目で立ち姿が大きく向上し、人前に慣れることのコミュニケーション能力を少し上昇させた部員も見ることができました。これもまた当初の目的でもあった人前に立つ力を得ることができたと言えるのでは、と思います。
次回するとしたら
今回の振り返りを踏まえた上で次回開催をするとしたら、今回の題材をより専門性が高いものへと変化させていくことが良いと感じました。実施した方法ではトラブルなく進行をすることができ次回行っても必然的に失敗を引き起こす要因が無いためこのまま企画を行っていける詰め方ができました。